ねらい
データ分析の結果を上司や他部署の人に説明するには、相手の立場や役割を考慮し、知識レベルに合わせたわかりやすい表現にまとめる必要があります。業務のスピード化が求められる中で、数値データをビジュアル化してわかりやすく表現する方法や、実践的な作成ノウハウ、資料に取り上げる方法を学びます。
おもな対象者
グラフや表を作成するための一定の知識があり、異なる専門分野の人に効果的に伝えるための実践的な方法を知りたい方
効果
- 数値データからメッセージを抜き出し、ビジュアルで伝えることによって、短時間で分かりやすい資料を作成する方法を学ぶ
- 知識レベルの違う上司や他部署の担当者に対して、相手の立場や役割を考慮した表現スキルを身につける
プログラム内容
1日コース(2日間も可能です)
1.わかりやすい説明、説得力のある資料
・資料のタイプを使い分ける
・サンプルを見てみよう
2.伝わるビジュアル表現
・文字の大きさとフォントの使い分け
・レイアウトの統一ルール
3.数値データビジュアル化する
・データからメッセージを読み取る
・メッセージが伝わる表現をする
・数値の持つ本質を視覚化するグラフ
・詳細なデータを正確に表現する表
4.ひと目でわかる図解表現
・箇条書きを図解する
・単調な表現を図解に変える
・効果的な色の使い方
5.グループ発表と討議
6.まとめ
*各自がPCを使って演習を行いながら進行します。
講座の特徴
■実務で使用する資料を題材にする
参加者が、実際の業務で作成した(あるいはこれから作成しようとしている)資料を持参し、事例として取り上げます。その資料をPCを使って作り直し、発表し、討議することで、より説得力のある説明の方法を身につけます。
■講師とやりとりしながら個別のフィードバックを重視する
講師の個別コンサルティング方式を交えて作りかえていくことにより、ひとりひとりのレベルや傾向に合わせながら実践的な力を身につけます。
●対面集合研修、オンライン研修いずれの開催も可能です。